撮影現場ダイアリー

「さよならだけが人生でゲス」 [2006.07.29]

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映画の中の重要なセット、スナック "インタリュード”の撮影をしました。

空きビルの一室を、美術・装飾部が一から飾って、素敵な空間ができました。

CASTの高校生達も「でーじ、すげえ!」(ものすごく、すごいっす」と叫んでおりましたが、

先日その場所での撮影が終了いたしました。

それに伴って、ヒロインとその兄のお母さん役である、シンガーの与世山澄子さんも全撮影終了しました。

”インタリュード”の名前をいただきましたが、実際、与世山さんが那覇で営業されているお店のお名前です。

”休憩”といった意味のそのお店では、週末に与世山さんが自らステージで歌を歌っています。


僕は初めてそこで与世山さんの歌を聴いたとき、涙が止まりませんでした。

なぜだか分かりませんが。

ピアノの伴奏だけで歌うスタイルなのですが、僕にはオーケストラが聴こえました。


なので、セットでも歌うシーンの最中、ほろっと来てしまうので、極力、セットの外に行くようにしておりました。(笑い)


普段は、おっちょこちょいな一面もある、与世山さん。

映画出演は初めてで、リハーサル中も恥らい続けていたけれど、実際ロケ地で演じ始めると、堂にいったものでした。

素敵なシーンがまたたくさんフィルムに収めることができました。


お疲れ様でした、与世山さん。

また那覇でお会いいたしましょう。

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